こんにちは！Renewal Daysコラムをスタートします

こんにちは。EFFORAブランドディレクターの田口まさ美です。このコラムでは、連載「Renewal Days」で取材した時に自分が感じたことや、プライベートな日々の気づきをシェアしていきたいと思います。

Renewal Daysとは？　（株）EFFORAの意味って？

そもそも、この会社の名前、EFFORAは、”effortless➕aura = がんばりすぎていない人の美しい魅力”、という意味でつけました。がんばることは、素晴らしいことなのに、頑張りすぎない魅力ってどういうこと？と思う人もいるかもしれません。でも、現代女性は、仕事に、家事に、育児に、、、生きているだけで大変な労力がかかりますよね。　男女格差が世界最低ランクのこの国は、家庭での女性の家事育児負担も最高に高く。女性たちには社会に出た途端に、いろんな硝子の壁が用意され、多様なタスクに追われます。　そんな日々を乗り越えようと、無意識に小さながんばりを重ねるうちに、つい　”がんばり過ぎ”になってしまう人が、少なくないんじゃないかな、と感じたからです。　ですから、「がんばりすぎなくても、大丈夫」と、そっと肩に手を置ける企業を目指そうと思いました。

でも、「がんばりすぎないで、魅力的に生きる」って、どういうことなんだろう？　それは私も今も模索中。だからこそ、他の人の経験談を聞いて、その情報や感情をシェアしあうことが、きっと助けになるはず、と思ってスタートしたのが、Renewal Days連載。大人時間を素敵に生きる女性たちを取材し、話をしながらヒントを得て、みんなで一緒に”自分にとって心地よい答え”を見つけていけたらと思っています。ぜひ読んでみてください！

50歳手前の私のリアルな実感

私の場合は、40代で一度体調を壊して会社を休み、その後復帰しましたが、ある時一念発起して、勤務していた会社を独立をしました。それは、私にとって1度目のリニューアルだったと言えます。　そしてまた、50歳目前になり再び体力の衰えを感じますし、フィジカル的には下り坂、真っ最中！　体力が落ちると、いろんなことに自信がなくなりますよね。そろそろ2度目のリニューアルが必要かも？？

女性は平均50歳で閉経すると言われます。そこに向けて、身体は刻々と変化していくのは現実。「その年齢ならではの美しさ」と言いますが、やっぱりフィジカルな変化とは残酷なものです。だからと言って、そのまま落ち込んで過ごすのも嫌だし、逆にその現実に蓋をして、「まだまだ自分は若い！」とばかりに、過去の自分に戻ろうとしたり、以前と同様の”がんばり”を重ねようとするのも、なんだか違うような気がします。

老いるのも、自分にとっての新しさ

　Renewalという言葉は、再び新しい、と書きますよね。来た道を戻ることはできないけれど、目の前の道は常に新しい。実際に生きることは、日々細胞が変化している以上、単に同じ自分を重ねているわけではなく、新しい自分に出会う事に違いありません。重ねる年月も、不思議と　「新しい」と捉えることで、なんだか前向きな気持ちになりませんか。

あるがままの今の自分を、新鮮な気持ちで愛でていく。そんなふうに生きられたら、理想的なのかもしれません。私自身、そう思える日ばかりではありませんが（笑）、皆さんは、いかがでしょう？　

ちなみに、フランスでは、女性もマチュアであることがセクシーで魅力的という価値観で、老い＝成熟と捉え、大人の時間を謳歌している人が多い気がします。また、海外ではLaid-back Luxuryや、Effortless chicという言葉も出てきて、最近は、がんばりすぎず自然体でいることに美を見出す時代でもあるように思います。自分にとっての心地よさと美しさ、どちらも大切に過ごしていきたいですよね。

最後に、赤毛のアンのセリフより。